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レーン豆知識
《レーンの板目はなぜ39枚?》
レーンが39枚の板でできていることは、ボウラーの皆さんならご存知ですネ。 しかし、数十年前まではまだ統一されておらず、ブラウンズウィックの古いインストラクターマニュアルを見ても37ボードレーン、39ボードレーン、42ボードレーンという表記が見られ、3タイプあったことがうかがい知れます。 一枚づつ数えなくても最初のドットが4枚目、そして9、14、19枚目…というのが37ボードレーン。 また、6、11、16、21…が42ボードレーン。 だから「1番スパットを通して…」と言っても、37ボードレーンと42ボードレーンでは板目2枚の違いがあるわけです。 これが現在の39ボードレーンに統一されたのも、ドットの配置がしやすく、ボウラーにもわかりやすいというのが原因のようです。 しかし、この木のレーンも、やがて人工のシンセティックレーンに代わる傾向にあるようですが、素材は替わっても精巧な印刷技術で、とりあえず39枚の板目模様は残されていくようです。

 

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