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ボウリング用語豆知識
ストライクが3つ続くと『ターキー』、 ストライクとスペアを交互に取って200点だすと『ダッチマン』など、 普段私達が気軽に使っているボウリング用語ですが、 例えばストライクが2つでダブル、4つでフォースというように数字をそのまま呼んでいるのに、 なぜ3つ続いた時だけターキーという鳥の名前がつけられているのか、 皆さんは疑問に感じたことはありませんか? そこで今回はこの『ターキー』と『ダッチマン』という言葉の語源を探ってみました。 しかし、残念ながらボウリング用語はスラング(俗語)から発生、発達したものが多いため、 ここでの説明がパーフェクトという訳にはいきませんが、 エンジョイボウリングのちょっとした参考にして下さい。 「ターキー」 冒頭でも触れたように、ストライクが3つ続いたときだけ、なぜターキー(七面鳥)というのか。 これには次の3つの説があります。
  1. ボウリング草創期の頃、アメリカ大陸では野生の七面鳥が食卓の人気メニューだった。 それに着目したあるボウリング場の支配人が客集めのアイディアとして、 ストライクを3回連続して出したお客に七面鳥をプレゼントしたところ、 大人気を呼んだのがきっかけである。
  2. 七面鳥が羽を広げると、その羽がちょうどストライクマークを3つ重ねた形に見えるから。
  3. オランダ人によってボウリングアメリカに持ち込まれた頃、 当時アメリカには土着のインディアンがおり、その中に弓の名人がいた。 オランダ人が彼らと交流を図っていたある日のこと、その名人が一本の矢を放った。 と、たちまち3羽の七面鳥をしとめてしまった。 それを見たオランダ人がそう呼ぶようになった。
「ダッチマン」 ダッチマンとは、そもそもオランダ人のことであり、なぜこれがボウリング用語に使われるようになったか? 2つの説があります。
  1. ダッチは割り勘という意味もあり、ストライクとスペアを交互に出すのは割り勘のようだからという説。
  2. オランダ人が買い物をする時に「これを買った」と言ってすぐにお金を出すのだが、 「いや、ちょっと待てよ」と思いとどまり、お金を引っ込めてしまう。 が、「やっぱり買おう」とまたすぐにお金を出すが、また引っ込めてしまうといったように、 お金を出したり引っ込めたりするのをダッチマンスタイルと言い、 これに似ているからという説。

 

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